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ひとりひとりが働きやすい職場を目指して

昨今では職場における働き方、男女の役割は日々大きく変化しております。2016年4月より女性の職業生活における活躍の推進に関する法律が施行され、2019年5月には女性活躍推進法が成立しました。徐々に法整備はすすんできているものの、女性のキャリア形成の問題、男性の育休取得など、まだまだ日本社会では多くの課題を抱えています。

博滇会グループでは、一人一人が働きやすい職場を目指し、さまざまな取り組みをおこなっております。今回は当グループにおける現状と、職員さんからの声をまとめてみました。

2022年1月現在、博滇会グループでは常勤240名(男性43名、女性197名)、非常勤229名(男性44名、女性185名)が業務に従事しており、女性が圧倒的に多い職場です。また管理職における女性の割合は6割に上り、女性の活躍は当法人の運営には欠かせません。

今の日本社会において働く女性の多くは、家庭内において主な家事の担い手であるばかりでなく、家族に養育や介護などの必要性が出た際にはそれらに関しても主な担い手になっています。現在の施設長や課長の中に、かつて産休・育休・短時間常勤などの制度を活用しながら博滇会とつながり続け、キャリアアップを果たした職員が多くいらっしゃいます。また同時に、それらの制度を同僚が利用する中で現場運営を支え、経験を積んできた職員も多く在籍しています。今回はその中からごく一部の声を抜粋させていただきました。

 

女性管理者Aさん

博滇会に介護職員として勤務し5年が経過した頃、二人の息子は当時ともに小学生でした。私は子供の成長に伴い収入を増やしたいと考え介護支援専門員の資格取得を目指していましたが、勉強を始め数か月が過ぎた頃、施設長のオファーをいただきました。思いもよらぬ役職のオファーで最初は重責に悩みましたが、家族とも相談を重ね、思い切って引き受けることにしました。当然その後も子供たちの体調不良や学校からの連絡で急な欠勤なども経験しましたが、声をかけてくれた上司の言葉を頼りに、また急な欠勤など想定しうる事態が原因で職場の仲間との信頼関係が大きく揺らいでしまわぬよう、可能の限りコミュニケーションや職場改善に尽力し、自分の能力を最大限発揮して働けるよう試行錯誤を重ねました。息子が大きくなった今、御利用者様一人一人の事情やニーズに最大限配慮し、その一歩ずつを全力で応援するという自分の施設長としてのスタイルは、当時もそして現在も仲間との経験が作ってくれたものだと感じています。

女性職員Bさん

13名の職員が勤務する事業所に所属し、5歳と3歳の子育て真最中です。今までに育児休暇を2回取得しました。また、現在も子育ての為、短時間常勤制度を利用し、仕事と家庭の両立を図っています。子供の急な発熱があると、その翌日にも勤務に支障がでることがあります。そういった際にも職場の人間関係が良好で協力体制の中にあると感じることができるので、安心して上司に相談できる環境です。

男性職員Cさん

親の介護のため、かつて短時間常勤制度を利用していました。現在は通常の常勤勤務に戻っていますが、職場に迷惑をかけてしまうのではないかと言う想いがあり悩んでいた頃、背中を押してくれたのは『そういう制度があるなら、使えばいいんじゃない?』という一緒に働く仲間の言葉でした。管理者と相談し職場の人達の理解や協力があったことで勤務を続ける事が出来ました。私以外にも、もし一人で悩んでいる人がいれば信頼して働ける環境が博滇会にはあるという事を伝えたいと思いました。

 

そのほかにも、博滇会グループでは男女分け隔てなく多様化する一人一人の働きやすさに着目し、ハラスメント相談窓口の設置、産業カウンセラーによる施設巡回のキャリア面談、オンラインヨガクラス、保養施設利用開始などを行っております。これからも働く一人一人が職種や立場に応じて十分に能力が発揮できるよう、時代のニーズに合った職場改善、福利厚生の充実などを図っていくことが法人としての役割と考えています。

 

広報 中村晃士

 

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